調剤薬局を全国展開する日本調剤(社長三津原博氏)は18日、東京証券取引所から市場一部への銘柄指定が承認された。9月1日から東証一部上場となる。同社は2004年9月から東証二部に上場しており、「これを機に企業理念である真の医薬分業の実現を目指し、社業の一層の拡充を図っていく」としている。
調剤薬局事業を柱に、全国8支店体制での労働者派遣紹介事業、ジェネリック医薬品製造販売事業を展開し、06年3月期の連結売上高は590億2600万円。6月末時点の店舗数は200店舗を数える。今期(07年3月期)は連結で売上高670億5000万円、経常利益32億1500万円の見込み。