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「保健文化賞」決まる‐11団体・5人に贈呈

2006年08月14日 (月)

 第一生命が主催し、厚生労働省などの後援を得て実施している「第58回保健文化賞」の受賞者が決まった。今年度の受賞者は11団体、5人。贈呈式は10月4日午後5時から、東京港区のホテルオークラで行われる。

 今回の受賞者と業績は次の通り。

 <団体>

▽岩手町(岩手県):検診の継続的な受診を促す独自のシステムを導入した検診事業を実施して、住民意識の向上を図ることで医療費の軽減に寄与
▽水戸市医師会:水戸市休日夜間緊急診療所への医師派遣、当該診療所で受け入れ困難な重症患者の受け入れ先病院の確保、また平日夜間における小児科診療への協力など地域医療の充実に貢献
▽千葉県歯科医師会:心身障害者(児)施設を巡回訪問し、歯科保健指導、治療、摂食・嚥下指導を実施して口腔機能の回復に寄与
▽ツインマザースクラブ(東京都):多胎児の親たちのために親自身による多胎児養育を支援する活動、多胎児家庭の福祉向上に貢献
▽地域精神保健福祉業務連絡会(福井県):民間と公的機関、専門職と家族・ボランティアの連帯・協働による総合的な地域精神保健福祉活動の推進と展開に貢献
▽日本口唇口蓋裂協会(愛知県):アジアを中心とした発展途上国の口唇口蓋裂患者への無料手術と技術移転等の医療援助を行い医療環境向上へ貢献
▽大阪府食生活改善連絡協議会:栄養・食生活改善に限定せず、禁煙など様々なテーマで、各年代に対応した講習会など生活習慣病予防に向けた多彩な活動を展開し、地域における食生活の改善、食育の推進に寄与
▽太陽福祉会(和歌山県):地域住民の障害福祉に関する意識を向上すると共に、障害児(者)に対する事業を積極的に展開して障害福祉の向上に貢献
▽久山町(福岡県):脳卒中の実態解明とその予防手段の開発及びゲノム疫学の設立に携わり、将来のテーラーメイド医療・予防の発展につながるリーディングプロジェクトに貢献
▽佐世保市運動普及推進協議会:ウォーキングを主体とした積極的な運動普及推進活動や各種運動を通した健康づくり関係行事等への積極的な協力を行い、市民の健康増進に貢献
▽鹿児島県栄養士会:子供から高齢者、病弱者の栄養相談や指導、離島における高齢者の栄養相談を実施して県民の健康増進に貢献

 <個人>

▽門屋充郎(北海道):精神障害者の社会復帰活動・社会参加の推進やノーマライゼーションの普及、地域での包括的支援のシステムづくりとネットワークの構築など障害者福祉の推進に貢献
▽鈴木健一(東京都):葛飾区独自の感染症サーベイランスを確立し、その情報を医療機関・小中学校・保育園・幼稚園等に還元するなど保健衛生の推進に寄与
▽青井立夫(兵庫県):全国初の予防接種個別接種方式を確立、健診・検査機関の創設、予防医学事業(知識の普及・啓発)の充実に貢献
▽木場武(長崎県):脳卒中に関する知識の普及啓発、脳卒中者の自立と社会参加の促進に貢献
▽渡辺賢治(熊本県):子どもの歯・口の健康づくり活動を展開し、地域において生涯を通じた歯科保健のシステムづくりに貢献



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