TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【厚労省】MDRPの院内感染で対策を徹底

2006年07月07日 (金)

 厚生労働省医政局は6日、多剤耐性緑濃菌(MDRP)の院内感染事例が散見されることを受け、都道府県などに対し、院内感染防止対策の徹底を求める事務連絡を行った。

 MDRPは、健康な人に感染症を発症させるケースはほとんどないが、高齢者など免疫力が低下した人に感染した場合には、敗血症や肺炎等を発症する恐れがあり、死に至ることもある。

 感染症週報の第24週(6月12018日)では、5月の定点当たり報告数が、過去7年間の同月比で中位にあることや、感染者が高齢者に多く、70歳以上が60%を占めている状況を報告している。

 厚労省では、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページで、「多剤耐性緑濃菌について」の情報が掲載されていることや、厚生労働科学研究による院内感染ガイドラインが、国立国際医療センターのホームページに掲載されていることを紹介し、活用を勧めている。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術