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政府の経済財政諮問会議が今月中に取りまとめる「骨太の方針2008」の協議が大詰めを迎えた。23日の会合には原案が示されたものの内容は固めず、今後、政府部内、与党間とさらに内容を詰めることになった。公共投資や社会保障をはじめとする与党などからの歳出増圧力について、大田弘子経済財政担当相は会議終了後の会見で「暴風雨のように強い」と、調整の難しさを表現した。
社会保障分野の原案では、重要施策の一つに位置づけられている医師不足対策について、▽病院勤務医の就労環境の改善▽医療事務職員など「メディカルクラークの配置等を進める」””を新たに追加し、取り組む対策を明確化した。
医師不足の対策などに関しては、政府全体の歳出削減などで財源を捻出する方針が示され、歳出削減路線が揺らいでいるとの指摘に対し、大田担当相は「揺らいだとは思っていない」と述べた。当初想定していなかった課題に対しては、まず、政府全体の無駄などを点検して財源を捻出するという原則を示すことで、「バラマキにならないようする」とした。
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