ロッテは、グループにおける健康分野の一層の強化を目的に、本体の健康機能食品事業部を子会社のロッテ電子工業に統合し、「ロッテ健康産業」(東京都新宿区、社長重光武雄氏)としてスタートした。新会社ではロッテグループの一員として、健康食品・健康雑貨等を含めたHC&A(ヘルスケア&アメニティ)市場で独自の提案を行い、中期計画として3年後に売上高150億円を見込む。
これまでもグループ会社であるロッテ電子工業が「ホカロン」「ヒヤロン」等の携帯用温冷材やコラーゲン含有健康食品、特定保健用食品の「ギャバ20」等の販売を通じて、健康分野の事業展開を図ってきた。今回の統合により「いつでも、どこでも、誰もが身近に健康に向き合いたいという消費者ニーズに、より一層応える商品の開発並びにサービス提供に注力し、豊かな生活環境の創造に寄与できるものと考えている」(ロッテ広報室)としている。