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硫化水素による自殺者が相次いでいることから、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、混合すると硫化水素が発生するイオウ成分含有の入浴剤と酸性洗剤について、会員企業に販売の自粛を要請した。13日現在で、93%から「自粛を行っている」との回答を得ているという。14日に行われた日本薬業連絡協議会の定例記者会見で、宗像守JACDS事務総長が明らかにしたもの。
イオウ成分を含む入浴剤と酸性洗剤を混合し、硫化水素を発生させて自殺を図るケースでは、家族や近隣住民が巻き込まれる場合もあり、厚生労働省も注意を喚起している。これを受けてJACDSも、4月26日に会員企業及び関連5団体に対し、厚労省の文書を添付して注意を促した。しかし、その後も自殺者が減少しないことが9日のJACDS常任理事会でも議題に上がり、販売自粛を要請していた。
その後、販売自粛要請に対する徹底状況を調査したところ、13日現在で会員企業の93%が「現在、自粛している」とし、6%も「近々、自粛を行う」と回答したという。
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