バクスターは17日、血友病インヒビター治療薬「ファイバ」について、投与日数制限が保険診療上の留意事項から削除されたと発表した。
ファイバは、血液凝固第VIII因子インヒビターか第IX因子インヒビターを持つ血友病患者に対し、血漿中の血液凝固活性を補い、その出血を抑える血漿分画製剤。
これまでファイバの使用は、原則として連続3日以内の投与に制限されていたが、3月31日付の厚生労働省保険局長通知によって投与日数制限が削除された。これにより、血友病インヒビター患者の手術・重症出血などにおいて、ファイバの継続的な投与が可能になったもの。
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