東京都福祉保健局はこのほど、医師、薬剤師、栄養情報担当者などの医療関係者が、いわゆる「健康食品」の製品情報を入手する際に活用できる「健康食品データベース」を開設した。東京都薬剤師会が運用主体となって運営し、都民も利用することが可能だ。
データベースは商品名、会社名、原材料名などのキーワード検索・閲覧をすることができるのが特徴。掲載項目は、商品名、販売者、製造者、内容量、原材料名、摂取目安量などだ。3月末現在、22社126製品が閲覧可能で、事業者の申し出により順次追加予定。
医療関係者に対しては、健康食品の原材料や摂取方法などの情報を入手し、医薬品との相互作用を確認したり、利用方法など関する相談を受けた場合の参考情報としての活用が想定されている。
都民に対しては、健康食品を購入する前に、原材料、栄養成分、摂取方法、問い合わせ先などの情報を入手することが可能。また、複数製品を比較検討することもできる。
データベースへのアクセスは以下のアドレス(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/supply/index.html)へ。
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