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■文科省では12億円の予算を計上
癌治療などでの代替医療、統合医療について舛添要一厚生労働相は19日、参議院予算委員会で、保険適用するには有効性、安全性の検証が欠かせないとした上で、「相補代替医療は積極的に試みていい医療」との見方を示した。
代替医療、統合医療の実践、研究などで推進すべきだと主張した渡辺孝男参院議員(公明)に答えた。
研究支援については舛添厚労相は、米国では国立補完代替医療センターでは2007年に約150億円の予算を計上していることを挙げ、厚労省でも約1億円を計上していると説明。
池坊保子文部科学副大臣は、「21世紀は統合医療の研究をもっともっと進めなければならないと思っている」と述べ、医薬品と食品の相互作用など科学的にまだ検証されていない医療の基礎研究の支援のため、競争的資金などの枠内で12億円を計上しているとし、「今後も支援していく」との姿勢を示した。
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