関連検索: アステラス製薬 ゼリア新薬 機能性ディスペプシア治療薬 共同開発 共同販売
アステラス製薬とゼリア新薬は、機能性ディスペプシア(FD)治療薬「Z”338/YM443」について、日本国内での共同開発・共同販売に関する基本契約を締結した。この契約により、ゼリア新薬がZ”338/YM443の製造販売承認を取得し、単一販売名で共同販売することになった。
Z”338/YM443は、ゼリア新薬が創製した新規化合物。末梢のアセチルコリンエステラーゼを阻害し、胃からの食物排出遅延を改善する世界初の機能性ディスペプシア治療薬として、グローバルで開発が進められている。
北米ではアステラス製薬が独占的開発・販売権を取得し、ゼリア新薬と共同で後期第II相試験を実施しており、また欧州ではゼリア新薬が単独で後期第II相試験を行っている。今回の契約によって、日本でアステラス製薬とゼリア新薬が共同で第III相試験を実施することになる。
これまで機能性ディスペプシアを対象に有効性が証明され、承認された薬剤は登場していない。
関連検索: アステラス製薬 ゼリア新薬 機能性ディスペプシア治療薬 共同開発 共同販売