創傷・熱傷治療用の特定保険医療材料 佐藤製薬

2008年03月03日 (月)

「デブリサンペースト」
「デブリサンペースト」

 佐藤製薬は2月18日に創傷・熱傷治療用特定保険医療材料「デブリサンペースト」を新発売した。同品は佐藤製薬がファルマシア&アップジョン社(現ファイザー)から導入し、開発を行ってきた特定保険医療材料(高度管理医療機器)で、各種皮膚潰瘍の創傷部から滲出液を吸収することにより、創傷部位を清浄化し、肉芽形成を促進する。

 「デブリサンペースト」は、1986年7月に発売した「デブリサン」の剤形追加製品で、高分子吸収剤のデキストラノマーの付着性を向上させており、体位変換が困難な各種皮膚潰瘍(効能・効果としては褥瘡、深達性II度0III度の熱傷潰瘍、下腿潰瘍、術後潰瘍、外傷性潰瘍)に効果を発揮する。1回限りの使用で使い捨てるディスポーザブル製品で、包装は10g×10包。

 佐藤製薬では一般用医薬品のほか、医療用医薬品事業として、ざ瘡治療剤「ダラシンTゲル」、角化性・乾燥性皮膚疾患治療薬「パスタロン」、外用合成副腎皮質ホルモン剤「テクスメテン軟膏・クリーム」、活性型VD3尋常性乾癬治療剤「ボンアルファハイ軟膏、ハイローション」などの販売を行っている。



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