日本薬剤師会は24日に都内で第67回臨時総会を開き、児玉孝氏を次期会長に選任した。児玉氏は90票を獲得し、現職の中西敏夫氏(58票)を下した。また、大混戦となった次期副会長には土屋文人(125票)、山本信夫(117票)、前田泰則(98票)、生出泉太郎(94票)、寺脇康文(83票)の5氏が当選した。
次期会長に当選した児玉氏は、「中西会長と一緒に会を運営してきたので、苦渋の選択であった。支持いただいたことに、重みと責任を痛感している」とした上で、薬剤師の将来ビジョン提示、それを実現するための組織改革、会員の資質を向上させるための生涯研修、薬剤師を社会的にアピールするための広報活動などの充実に取り組みたいと抱負を述べた。