日本薬学会生物系薬学部会が主催する第18回Pharmaco-Hematology Symposium(実行委員長:大阪薬科大学教授天野富美夫氏)が6月25日、「悪液質(cachexia)に迫る・その基礎、診断、治療に向けて」をテーマに大阪ガーデンパレスで開かれる。
当日のプログラムは次の通り。シンポジウム「悪液質(Cachexia)に関する基礎」=「悪液質の発生機序」三吉範克氏(大阪府立成人病センター外科医長)、「脂質代謝と悪液質」藤森功氏(大阪薬科大学病態生化学研究室教授)、「サイトカインストームと悪液質」井尻好雄氏(大阪薬科大学循環病態治療学研究室准教授)
シンポジウム「悪液質(Cachexia)に関する臨床」=「終末期のがん患者に対する在宅医療」土井正樹氏(在宅療養支援診療所土井医院院長)、「終末期のがん患者に対する薬剤師の関与」千島巳幸氏(クオール健康サポート薬局推進本部在宅推進部)、「終末期のがん患者における疼痛コントロールとオピオイド製剤」細川泰博氏(クラフト薬局事業部地域連携グループ)
口頭発表やポスター発表があるのほか、ランチョンセミナー(教育講演)として吉田健史氏(近畿大学医学部附属病院がんセンター緩和ケアセンター・腫瘍内科兼務講師)が「知っているようで知らない悪液質の基礎から緩和ケアまで」について講演する。
参加費(当日)は、一般会員4000円、非会員5000円、学生(会員・非会員とも)1000円。日本薬剤師研修センターの認定対象(1日あたり4単位)になっている。問合せは、大阪薬科大学生体防御学研究室(TEL072-690-1054)まで。