国立感染症研究所が8日に発表した感染症週報第4週(1月21日~27日報告分)によると、定点観測をしている1医療機関当たりのインフルエンザ患者数が3週連続で増加し、15.27人と今季最高となった。
週報によると、流行状況は過去5年と比べ平均レベルだが、中部、四国、九州の各地域を中心に全国のほどんどの地域で患者発生数の増大がみられ「流行は全国的に本格化しつつある」との見解を示し、マスク着用や手洗いなど予防策をとるよう注意を呼びかけている。
患者の75%は14歳以下、検出されているウイルスの91.5%はAH1亜型。