アストラゼネカ日本法人のデイヴィド・フレドリクソン社長は、18日に都内で記者会見し、IMSの売上ランキングで2012年の12位から6位に躍進した日本事業について、「大型プライマリケア製品の特許切れもあったが、重点領域で新薬を上市し、プライマリケアとスペシャリティケアのバランスが取れた製品ポートフォリオを実現している」と述べた。今後、日本市場が横ばいとの見通しがある中、「この5年で飛躍的に成長する。グローバルで売上500億ドルを達成するのに日本法人が主要な役割を担う」と意欲を示した。
日本法人の2016年売上は、3%減の約21億ドル(約2280億円)。COPD治療薬「シムビコート」や抗癌剤「タグリッソ」、プロトンポンプ阻害剤「ネキシウム」などが拡大し、数量ベースで8%増となったが、薬価改定の影響で相殺された。
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