会員減など課題解決へ意欲
日本薬学会は24日、仙台市内で代議員総会を開き、2017~18年度の新会頭に奥直人氏(静岡県立大学大学院薬学研究院長)が就任した。任期2年の副会頭には、佐々木茂貴氏(九州大学大学院薬学研究院生物有機合成化学分野教授)、高倉喜信氏(京都大学大学院薬学研究科病態情報薬学分野教授)の2人を選出。任期1年の副会頭には、来年3月の第138年会組織委員長を務める向智里氏(金沢大学理事・副学長)が選ばれた。
総会であいさつした新会頭の奥氏は、「薬学会は非常に歴史のある日本でも有数の学会で、こうした伝統的な学会を引き継ぐことに責任を感じている。逆に大きい学会だけに、会員のご支援をいただき、これまでの会頭が取り組まれてきたことを踏襲しながら変えていくことは変えて、良い部分は伸ばしていくような形で責務を全うしていきたい」と抱負を語った。
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