厚生労働省は21日、大量連用によって薬物依存の生じる恐れがある睡眠薬や抗不安薬、抗てんかん薬47品目について、長期使用を避けることなどの記載を添付文書の「使用上の注意」に盛り込むよう改訂を製造販売業者に指示した。また、同日付で都道府県、関係団体や学会に対し、薬局や医療機関、会員に改訂を周知するよう要請した。
改訂の対象は、睡眠薬および抗不安薬についてはベンゾジアゼピン受容体作動薬30品目、バルビツール酸系薬剤5品目、非バルビツール酸系薬剤2品目の計37品目。抗てんかん薬は、ベンゾジアゼピン受容体作動薬4品目、バルビツール酸系薬剤5品目、非バルビツール酸系薬剤1品目で、計10品目となる。
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