大鵬薬品は、昨年12月にカナダ子会社「大鵬ファーマカナダ」を設立した。同社が販売し、大型化を期待する抗癌剤で、グローバル展開を目指す「ロンサーフ」をカナダで上市・販売するため、現地に子会社を設置。今後、カナダ当局への承認申請に向けた準備を進める方針。
大鵬ファーマカナダは、カナダのオンタリオ州オークビルを拠点とし、現地法人の代表にはカナダで製薬企業数社で医薬品のマーケティング・販売部門責任者を経験し、抗癌剤領域を含む製品領域でリーダーシップを発揮したロス・グローバー氏を招聘した。大鵬が海外で子会社を設立するのは5カ国目。今後、現地で営業人員を採用していく。