日本薬剤師会は11、12の両日、都内で臨時総会を開いた。山本信夫会長は、2018年4月に予定されている医療・介護報酬の同時改定について言及。改定に向けては、「薬剤師が薬剤師としての業務を行う上で、必要な技術料が不公平な評価にならないよう」、医科と調剤との改定財源の公平な配分比となる「1:0.3」を確保すると強調。執行部を挙げて、「薬剤師の業務を適切に評価できる報酬体系を目指す」と述べた。
リフィル処方箋「いくつかハードル」‐安部常務
総会では、複数の代議員から、診療報酬改定に関する質問が出た。東海ブロックの石淵幹人氏(三重県)は、長期処方されたケースなどにおいて、薬剤師が処方変更の必要がないかを処方医に確認した上で一定期間内の処方箋を繰り返し利用する「リフィル処方箋」の導入に対する日薬の見解を質した。
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