薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は2日、大塚製薬のトルバプタン、興和のバルプロ酸ナトリウムの2件を希少疾病用医薬品に指定することを了承した。
▽トルバプタン(大塚製薬):予定する効能・効果は、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低ナトリウム血症の改善。
SIADHは指定難病で、低ナトリウム血症にもかかわらず抗利尿作用が持続している病態。重篤な低ナトリウム血症の場合、脳浮腫等により致命的な転帰を辿る可能性がある。推定患者数は1700人。
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