近澤事務局長がセンターミーティングで講演
MR認定センターの近澤洋平事務局長は、21日に都内で開催した第19回センターミーティングで講演し、MRの啓発の一環として頒布している冊子「MRの果たすべき役割」の改訂を3月までに行うことを明らかにした。「MR不要論」が叫ばれる中、MRを取り巻く環境の厳しさを背景に、「MRが果たすべき役割を再確認したい」との目的を語った。冊子の改定版では、今後MRが目指すべき姿を明確にした上で、来年には2020年に販売予定の継続教育用テキストの内容を検討する「継続教育検討委員会(仮)」を立ち上げる予定だ。
近澤氏は、「今までも厳しいと言われていたが、本当の厳しさがいよいよやってきた。覚悟を決めなければいけない時代を迎えた」とMRを取り巻く環境に危機感を示し、インターネットによる情報収集やコンプライアンスの厳格化により、医療従事者への接待などが求められていた従来のMR活動と異なり、「より科学的な知見が要求されている」との見方を示した。
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