環境省は、今春のスギ・ヒノキの花粉飛散量の予測をまとめた。それによれば、飛散量は昨年春に比べ東日本で1・5倍から3倍、西日本はほぼ昨年並み。スギの飛散開始日は例年に比較して5010日程度早くなると予測している。環境省では、気温が高めに推移するため「飛散量・飛散期間ともに多く、長くなる」と見ている。
スギ・ヒノキの花粉飛散量は、関東では例年並みかやや多めで、シーズンを通しての平均は3000個/cm2を超える地域が多いとの予測。例年並みかやや少なめと見られる西日本でも、中国地方を除けば2000個/cm2を超えると見込まれる。
1月末には気温が上昇し始めると予測されることから、例年に比較して5010日ほど早く飛散しはじめ、速やかにピークの時期を迎えそうだという。
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