大阪府立病院機構大阪国際がんセンターが来月開院予定で進めている敷地内薬局誘致計画に対し、藤垣哲彦大阪府薬会長は「国が示した薬局ビジョンと全く逆方向にある」として、反対していく姿勢を示した。13日の定例会見で表明したもの。一方、同センター総務課は、「今、敷地内薬局誘致計画は検討段階なので、詳細が決まり次第オープン化していく」とコメントしている。
同センターは、現在、大阪府立病院機構の大阪府立成人病センターの老朽化に伴い、大阪府庁横に建設が進められている。同センターでは、患者視点でのサービス向上の一環として、敷地内での患者サロン設置・調剤薬局誘致を計画。敷地内南西側にプレハブ2階建て(建築面積約180m2)を建設し、1階に薬局2店舗、2階に患者サロンを開設する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。