厚生労働省は14日、中外製薬の抗癌剤「ベムラフェニブ」(製品名:ゼルボラフ)など3品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に指示した。
ベムラフェニブについては、「重要な基本的注意」の項に急性腎障害が現れることがあるため、投与開始前と投与中に定期的に腎機能検査を行うよう追記。また、「重大な副作用」の項にも急性腎障害を追記し、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬、投与を中止するなど適切な処置を行うよう注意喚起した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。