「大幅な効率化図るべき」
産官学の有志が参加し、医療情報が抱える課題解決策を検討してきた「医療ビッグデータ・コンソーシアム」は、厚生労働省のナショナルデータベース(NDB)など医療ビッグデータを製薬企業の製造販売後調査に活用することやウェブベースの標準化された次世代型病院医療情報システムの構築などを求める提言を発表した。
提言では、NDBの活用について、東京大学、京都大学にオンサイトセンターが設置されているものの、まだ試行段階で「民間による主体的な活用への道が拓かれているとはいえない」と指摘。東大、京大のオンサイトセンターに対する資金、人材、運営について総合的な支援強化が必要とした上で、NDBなど医療ビッグデータの民間活用の目的を明確化することが求められるとした。
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