日本保険薬局協会(会長三津原博氏)は、昨年11月現在におけるジェネリック医薬品(GE薬)の在庫数に関する調査結果をまとめた。GE薬備蓄数は1店舗当たり平均で145品目だったが、300品目以上を保有している薬局が2割を超えていた。
調査は昨年12月に実施、会員薬局の1641店舗から回答があり、その平均在庫数は145.1品目だった。
内訳は、[1]300品目以上が22.7%[2]200品目以上300品目未満が7.7%[3]100品目以上200品目未満が25.7%[4]50品目以上100品目未満が26.3%[5]50品目未満が17.6%――だった。
昨年7月に実施した同様の調査(回答店舗数1515)では、平均在庫数が112.7品目で、半年弱で3割近く増加したことになる。特に、300品目以上を備蓄している薬局の割合が6.9%から15ポイント以上も上昇しており、NPhAは“推進月間”の成果が現れたものと評価している。
なお、06年12月調査(回答店舗数1362)では平均103.2品目、05年12月調査(1233)では平均76品目で、在庫数が着実に増加していることも分かった。
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