厚生労働省が発表した2017年第5週(1月30~今月5日)のインフルエンザ発生状況によると、定点当たり報告数は38.14となり、前週の定点当たり39.41よりも減少し、ピークを越えて流行は一段落した模様である。
都道府県別の発生状況を見ると、福岡県が55.03、宮崎県が54.02、愛知県が51.44、高知県が50.60、大分県が49.62、山口県が49.22、埼玉県が47.06の順で、19道府県で前週の定点当たり報告数よりも増加が見られたが、28都府県では前週の定点当たり報告数よりも減少が見られた。また、全国で警報レベルを超えている保健所地域は390カ所で、注意報レベルを超えている保健所地域は148カ所だった。
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