調剤薬局を全国展開する日本調剤(東京千代田区)は、日本薬学会の第三者確認委員会より、健康サポート薬局研修実施機関に認定された。なお同研修事業は、一般社団法人薬局共創未来人財育成機構(東京千代田区)と共同運営によるもの(認定は1月10日付)。調剤薬局企業では初となる認定であり、日本調剤では「今後は全都道府県で展開する当社の事業ネットワークを生かし、地域の研修希望の薬剤師も含めた全国レベルでの研修を開催していく」としている。
一昨年秋に厚生労働省より示された「患者のための薬局ビジョン」では、かかりつけ薬剤師・薬局機能に加え、地域住民の健康維持・増進に貢献する“健康サポート機能”を有する「健康サポート薬局」の普及が強く求められている。この健康サポート薬局の要件として、薬剤師に要指導薬や健康食品などに関する豊富な知識と技能の習得が求められ、さらに5年以上の実務経験を持ち、所定の研修を修了した薬剤師が常駐する必要がある。
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