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「ストレスで眠れない」が5割も‐1位は仕事や学業

2006年04月13日 (木)

 マーケティングリサーチ会社のインテージが行った調査で、ストレスなどから眠れないことが「よくある」「たまにある」人を合わせると48%にも上ることが分かった。薬に頼る人も増えているようだ。

 調査は、20~49歳までの男女1646人を対象にインターネットを通じ行ったもので、751人から回答があった。その結果、眠れないことが「よくある」は10%、「たまにある」が37%だった。

 理由を聞いたところ(複数回答)、58%が「仕事や学業のこと」だったが、長く続く不況のご時世か37%が「将来の不安」、33%が「経済面のこと」を挙げた。

 不眠対策には(複数回答)、30%前後がマッサージや運動、安眠枕やお香など安眠グッズと手近なところから始めていたが、処方薬を用いる人は16%、市販の睡眠改善薬の服用も12%に上った。

 スーパーやコンビニなどの小売業に対する同社の調べでは、睡眠関連の薬剤市場は拡大傾向にあるという。

 「市販の睡眠改善薬のCMなどで潜在需要の掘り起こしが一因かもしれない」としており、春眠を貪る贅沢を味わえない不眠者は想像以上に多そうだ。



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