厚労相懇談会が初会合
厚生労働省は12日、医療分野などで人工知能(AI)の活用に向けた具体策を検討するため、塩崎恭久大臣の私的懇談会「保健医療分野におけるAI活用推進懇談会」の初会合を開き、膨大なデータをいかにAIに取り込むかといったデータ整備の必要性やゲノム解析への応用による個別化医療など、AIの活用が想定される領域について議論した。今春をメドに報告書をまとめ、厚労省や政府の施策に反映させたい考え。
同懇談会は、AIが医療従事者を支援することで、質の高い医療を国民に提供することを目指し、立ち上げられたもの。AIの医療現場への導入による効果を明らかにすると共に、重点を置くべき分野、人材の育成や予算、質や安全性の確保に必要な対応策などを検討する。
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