清水速水社長・インタビュー
コンタクトセンターを基軸とする医薬品の臨床開発支援(CRO)などを手がけるベル・メディカルソリューションズ(BMS)とMR派遣業務(CSO)を展開するIMLの合併により、今年1月から始動した新会社「ビーアイメディカル」は、両社のシナジー効果による新しい事業を訴求していく。同社の社長に就任した清水速水氏(元BMS社長)は本紙のインタビューに応じ、今後の事業展開について「IMLのCSO業務に、BMSのコンタクトセンター業務がバックオフィスの役割を果たすことで、より包括的で高度なMR派遣の提案ができるのではないか」と新たな成長に期待した。
ビーアイメディカルは、従業員数約600人、そのうちコントラクト(C)MR200人でスタートを切った。CMRの人材は、MR未経験者を自社で育成し、MR認定試験に合格してから顧客に派遣する。清水氏は「試験の合格率はほぼ100%」と旧IMLから人材育成に注力していることを強調。「配属後もフォローアップ体制の充実を図ることで、短期間で成果を上げており、委受託業務で高度なソリューションを提供できる」と述べた。
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