文部科学省の2017年度予算案で科学技術予算は、前年度より1億円少ない9620億円となった。第5期科学技術基本計画を踏まえ、革新的な人工知能(AI)、ビッグデータ整備・解析技術の開発、その基盤となる人材育成などに重点配分している。
医療分野の研究開発を促進するため、15年4月に発足した日本医療研究開発機構(AMED)の関連費用として603億円(前年度比4億円増)を計上。創薬等に活用する次世代スーパーコンピュータのポスト「京」の開発に前年度と同額の67億円を充て、20年までに世界トップレベルのスパコンを開発し、世界を先導する成果の創出を目指す。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。