社会保障審議会医療保険部会は8日、政府の経済・財政再生計画の改革工程表に盛り込まれた検討項目に関する議論の整理案を大筋で了承した。スイッチOTC化された医療用医薬品の保険給付率のあり方については、「引き続き検討を進めるとの方向性に異論はなかった」とまとめた。
改革工程表では、2016年度末までに結論を得ることが求められていたスイッチOTC化された医療用医薬品の保険給付率のあり方については、保険給付率を現行の7割から引き下げ、患者の自己負担を増やすかどうかとの論点と、02年の健康保険法改正法附則の「将来にわたって7割の給付を維持する」という規定との関係について議論した。
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