世界初製品化、功績を評価
内閣府は19日、第14回産学官連携功労者の受賞者を発表した。厚生労働大臣賞には、大阪大学とテルモの研究チームが取り組んだ「重症心不全に対する再生医療製品―自己筋芽細胞シート『ハートシート』の開発にかかる産学官連携」が選ばれた。重症心不全に対する世界初の心筋再生治療製品として、心臓移植や人工心臓治療に代わる保険診療下での治療に結びつけたことが評価された。
同表彰は、大学、公的研究機関、企業などにおける産学官連携活動で成果を収め、先導的な取り組みなどの活動推進に貢献をした成功事例に対し、その功績を讃える目的で2003年から行っており、今回で14回目となる。
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