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中央社会保険医療協議会総会は12日、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に、群発頭痛・片頭痛薬の「スマトリプタン製剤」を加えることを了承した。
販売名はイミグラン注3、イミグランキット皮下注3mg(グラクソ・スミスクライン)。1日6mgを超えない範囲で、頭痛発生時に通常1回3mgを皮下注射する。
患者が在宅などで自己注射を行うためには、入院や週203回以上の外来、往診、訪問診療などにおいて、医師の十分な指導を受けておく必要がある。また、かかりつけ医と異なる医師が指導管理する場合は、患者のかかりつけ医と連携を図り、緊急時に適切な対応がとれるようにしておく。
群発頭痛の発作は1日数回、102カ月にわたって起こり、深夜から早朝にかけて頻発する。片頭痛患者も、数時間から数日に及ぶ発作を月に数回繰り返し、日常生活に支障をきたす。
頭痛発作時には、緊急の投与を必要とし、外来で投与し続けることが困難と考えられるため、日本頭痛学会と日本神経学会はスマトリプタン製剤の自己注射キットを対象薬剤に加えることを要望していた。
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2007年06月01日
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