P&Gは、日本における薬用石鹸ブランド「ミューズ」事業の売却を検討し、売却先の選定を開始した。
「ミューズ」は、近年の健康志向の高まりなどにより、今後も消費量の増加が見込める優良ブランドだが、P&Gのグローバル事業戦略上、売却することが適当と判断したもの。売却計画は、野村證券を通じて推進している。
売却対象は「ミューズ」の事業全般で、商標権その他の資産などを含む。売却完了まで、P&Gは今まで通り「ミューズ」の事業を継続する。なお、適切な売却先が見つからない、あるいは適切な条件での売却が可能でない場合は、P&Gが「ミューズ」の事業を継続する。
「ミューズ」は日本初の薬用石鹸として昭和28年に発売されて以来、優れた殺菌力で高く評価されてきた。現在も一般小売市場において良好なビジネスを展開している。
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