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厚生労働省は10日、中国江蘇省で今月2日に死亡した24歳の男性から、その父親(52歳)に鳥インフルエンザ(H5N1)が感染した疑いがあるとの情報をWHOから入手したことを明らかにした。父親は江蘇省南京市在住であることから同省は、中国からの入国者について江蘇省南京市に滞在していたかを確認し、滞在歴がある者には感染検査するなどの検疫を強化した。
同省によると、死亡した24歳男性は、11月24日に発症、27日に入院、2日に死亡し、鳥インフルエンザ(H5N1)の感染が確認された。男性は発症前に病気の鳥に接触したことが確認されていないという。
その後、父親からも感染を確認し、発症後すぐに治療を開始した。
日本では鳥インフルエンザ(H5N1)のヒトへの感染はないが、世界的にはアジア地域に多く、2003年以降、多い順にインドネシアで113人(死亡91人)、次いでベトナム100人(46人)、中国27人(17人)と続く。
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