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日本病院薬剤師会の伊賀立二会長(日本薬剤師会副会長)が、昭和薬科大学の次期学長予定者として選任された。正式には理事会の稟議を経て、理事長から選任される見通しだ。これにより日病薬には、来期の執行体制をどうするかという新たな問題が派生してきた。
昭和薬大は11月下旬に、職員による学長予定者選考が行われた。再選を目指した小谷榮一学長に伊賀氏が挑む一騎打ちの構図となり、伊賀氏が現職を破って当選した。
選挙終了後、異議申し立ての受け付けなど、選挙管理委員会による事務手続きが行われていたが、5日までに完了した。今後は選管から報告を受けた学長が理事長へ報告し、理事会での承認を得なければならないが、1月には正式に次期学長として選任される見通しだ。伊賀氏の任期は2008年4月1日から4年間となる。
伊賀氏は06年の日病薬会長選で、会長職に専任することを前提に当選したが、暫く国際医療福祉大学薬学部長を兼務していた経緯もあるため、来年度に予定されている日病薬会長選には出馬しないだろうとの観測が強い。日病薬は今月21日を期限として、新執行部候補者の募集を進めているが、誰が会長候補者として挙がってくるのか、混乱は避けられそうにない。
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