“関連検索: 中央社会保険医療協議会 中医協 診療報酬基本問題小委員会 向精神薬 長期処方 麻薬及び向精神薬取締法
中央社会保険医療協議会の診療報酬基本問題小委員会は、精神疾患治療に使用する向精神薬について、現在14日処方が規定されている薬剤の一部を、30日処方に変更できるよう、麻薬及び向精神薬取締法を見直すことを合意した。
14日処方の場合、月2回以上医療機関を受診する必要があり、患者の社会復帰を阻害しているとの指摘を受けていた。変更対象となる薬剤は今後、精神疾患関連学会の意見をもとに選定していく。
また、長期処方では薬剤管理徹底が求められることから、医師が長期処方をする際に、既に処方されている薬剤の残薬および重複処方の有無について、患者に確認することを義務づけることも提案された。
さらに、臨床検査に関しても検討し、検査結果報告の迅速化や24時間検査の体制を整えた医療機関を評価する方向となった。院内検査室があれば、救急患者に対する迅速検査が可能になるほか、パニック値の報告が速やかに行えるなどの利点があるため。
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