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健康保険組合連合会が発表した「医療に関する国民の意識調査」で後発品が取り上げられた。服用経験のある患者は少数だったものの、先発品と比べ「効き目は変わりない」「安全性に不安を感じなかった」との回答が7割を超え、概ね好意的に受け止められていた。健保連の椎名正樹理事は「思い切った使用促進が必要だ」と指摘した。
調査は9月に2000人を対象にアンケートを郵送し、1263人から回答を得た。
その結果、後発品に関しては「知っている」が74.4%を占め、うち服用経験のある人は17.6%だった。
服用者では、先発品に比べ薬の効き目は「変わりない」が72.7%、「安全性に不安を感じなかった」も73.9%に上った。
ただし、窓口負担が「かなり安くなった」と感じているのは46.7%にとどまり、「それほど変わらなかった」「わからない」を合わせた52.1%を下回った。
後発医薬品の使用経験がない理由の1位は、「医療機関や薬剤師に勧められたことがない」で52.5%だった。2位は「病気をしないため、薬を処方されたことがない」で46.0%。このほか、「医師に後発品処方を断られた」「医療機関や薬剤師に断られた」などが少数ながら見られた。
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