日本赤十字社は、有効期間を従来の採血後72時間内から、4日間に延長した血小板製剤の供給を開始した。
核酸増幅検査(NAT)導入により採血から医療機関への供給までの期間が延び、その分使用できる期間が短くなっており、医療現場からは延長が求められていた。
そこで日赤は、細菌混入の予防対策を徹底することにより保存期間を延長できるようにし、承認事項の一部変更承認を受けた。有効期間が延長した製剤は次の通り。
▽濃厚血小板「日赤」
▽照射濃厚血小板「日赤」
▽濃厚血小板HLA「日赤」
▽照射濃厚血小板HLA「日赤」