ジェネリック(GE)医薬品メーカーやMRの人数が少ない製薬企業ほど、MRの導入研修などを外部に委託していることが、医薬情報担当者(MR)教育センターが実施した2005年度の教育研究施設の受託教育に関する報告書から分かった。
現在、CSOや医薬系学校法人など16社が教育研修施設として認められている。教育研修を委託した企業はCSOを含め224社中52社(23.2%)であった。GEメーカーなどについては、03年度には限りなくゼロに近かったものの、05年度には21社と急激に増加しているという。
また、導入教育を外部に委託した企業52社のうち、基礎教育を全面委託した企業が13社(MR数275人)、自社製品以外の教育を委託した企業が32社(873人)、05年夏にMR研修テキストに追加された補完部分の教育を委託した企業が11社(301人)であった。