“関連検索: 薬事監視 違反 厚生労働省 医薬食品局 立ち入り検査
厚生労働省医薬食品局がに発表した2006年度の薬事監視状況によると、立ち入り検査で発見された違反の総件数は05年より1893件増の1万5125件で、違反内容では虚偽・誇大広告が最も多かった。
06年度は許可届出59万2778施設のうち、22万3342施設に立ち入り検査が実施された。その結果、違反が発見された施設は05年より868施設増の1万0109施設だった。
違反で最も多かったのが「虚偽・誇大広告等」で、465件増の1374件。536件は一般販売業で、322件は薬局で見つかった。
それ以外の違反の内容はとしては、▽無許可・無届業270件▽無承認品568件▽不良品247件▽不正表示品227件▽毒劇薬の譲渡等537件▽毒劇薬の貯蔵陳列1215件▽処方せん医薬品の譲渡記録等694件▽制限品目の販売145件▽構造設備の不備1087件▽製造販売後安全管理の不備17件▽品質管理の不備40件▽その他8704件””だった。
主な業態別にみた医薬品関係での違反施設数は、▽薬局3603▽製造業109▽製造販売業101▽一般販売業2750▽卸売一般販売業287▽薬種商販売業1019▽特例販売業157▽配置販売業8””など。このほか医薬部外品関係は51、化粧品関係は131、医療機器関係は1302だった。
違反による処分件数は3912件で、許可取消・業務停止が14件(薬局7件、製造業・知事許可1件、一般販売業1件、医薬部外品製造業2件、同製造販売業2件、医療機器製造業1件)。東京都の医療機器販売業(管理医療機器)に対する告発が1件あった。
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