地域における医療・健康管理の拠点としての「薬局」の役割が注目されている。“かかりつけ薬局”の定着が望まれる中で、一般生活者は薬局をどう認識して、どのようなことを薬局に求めているのか。日本調剤では今年1月、全国の20歳以上の男女1008人を対象に調査を行ったが、6割近くの人は「かかりつけ薬局」を持っていないと回答し、約4割の人は「かかりつけ薬局」という言葉を「見た(聞いた)ことがない」という結果が示された。
薬に関する「相談機能」を期待‐薬局選択に際し幅広いニーズ
同調査は「薬局、かかりつけ薬局に対する生活者の認知・意識」と題し、生活者にとって薬局の存在がどう映っているのか。そして「かかりつけ薬局」という言葉自体にどのような認識を持っているのかを明らかにするため、1月15~18日にかけてインターネットで実施。20代から70歳以上まで各年代168人(男女半々)ずつの計1008人が回答した。なお、ここでの「薬局」とは、処方箋調剤を行っている薬局・ドラッグストア等としている。
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