アサヒグループ食品は、機能性表示食品「イチョウ葉エキス」(届出番号A134)を、1日に新発売した。世界で最初にイチョウ葉エキスの抽出精製に成功したドイツのDr・W・シュワーベ製薬(シュワーベ社)のイチョウ葉エキスを使用しており、パッケージにも認知機能の一部である「記憶力」の維持に役立つことを打ち出した。同じく1日からは、女性の美と健康を追求するダイエットサポート食品「スリムアップスリム」の新商品5アイテムを発売し、ブランド充実を図った。
発売元のアサヒグループ食品(東京渋谷区)は、アサヒグループホールディングスの100%子会社で、従来のアサヒグループの食品事業会社3社(アサヒフードアンドヘルスケア、和光堂、天野実業)のマーケティング・営業機能などを統合した新会社として、今年1月1日から営業を開始している。
新発売の「シュワーベギンコ イチョウ葉エキス」には、機能性関与成分としてイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれ、1日3粒を目安に摂取することで、認知機能の一部である記憶力の維持に役立つことが報告されている。
パッケージは、シルバーメタリックをベースに、イチョウ葉をイメージした若々しい色合いの緑を組み合わせることで、高級感と品質感のあるデザインに仕上げた。特徴的なフォルムのパッケージを使用することにより、店頭での存在感を高めると共に、パッケージ正面で『記憶力の維持に役立つ』ことをしっかりと訴求している。税別希望小売価格は45粒2760円、90粒4900円、180粒9200円。
同社では広告キャラクターに小宮悦子を起用し、今後TVCMを中心に積極的な広告施策を展開していく予定。また、商品と店頭POP(インバウンド対応POP含む)等がセットになったプリセットキットも活用し、広告活動と連動した店頭販促にも力を入れていく。
同品の原料となるイチョウ葉エキスは、同素材のパイオニアカンパニーの独シュワーベ社によるもので、世界48カ国で販売され、日本での販売はアサヒグループ食品が独占販売権を保有している。特にシュワーベ社のイチョウ葉エキスは、厳しい自社基準に加え、GMP基準にも適合した工場で良質なエキスの抽出が行われ、同社の長年かつ広範にわたる研究により開発された独自技術と共に豊富な学術データに裏づけられ、専門家から高い評価と信頼を獲得している。
一方、「スリムアップスリム」の新商品は、抹茶に活性型酵素をプラスした粉末タイプの「酵素+スーパーフードシェイク抹茶ラテ」、活性型酵素など全159種の成分を一粒に凝縮したサプリメント「SUPER159(30回分)」「同(70回分)」、水に混ぜるだけで簡単にできる粉末タイプのダイエットサポート食品「スーパーフードパウダーアサイー&ザクロ」「同ココナッツ&ピタヤ」の5アイテム。
同ブランドのイメージキャラクターには昨年に引き続き、雑誌・CMなどで活躍中の人気モデルの竹下玲奈を起用。このうちシェイクシリーズについては、「あと3kgは、カンタンだ!」をメインメッセージに、ウェブやSNSをはじめ、TV・雑誌等の媒体をミックスした積極的な広告展開を行い、ブランド認知の拡大と販売増を目指す考え。