日本医師会は、ジェネリック(GE)医薬品の使用実態について、緊急調査を実施する。調査はインターネットを介して行われ、近くホームページ上に調査用サイトが開設される。1カ月程度で回答を集計し、使用実態を把握すると共に、問題があるか否かを検証することにしている。
23日の定例記者会見で、中川俊男常任理事は「GE薬は効果や安全性が十分に担保されていない」とし、安易にGE薬が拡大することに懸念を示した。その上で、会員から様々な意見が寄せられているため、日医として緊急に使用実態を調べることにしたと、調査を行う経緯を説明した。
調査は、GE薬について▽品質▽効果▽副作用▽メーカーからの情報提供▽安定供給――などの項目について行われる予定。