ギリアド・サイエンシズは、ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」(一般名:レジパスビル・ソホスブビル配合剤)を新発売した。
ハーボニーは、12週間、1日1回1錠の経口投与による初の治療薬。海外では売上初年度の今年、上半期だけで71億ドル(約8600億円)を記録している。
日本人患者の約7割を占めるジェノタイプ1型のC型慢性肝炎、C型代償性肝硬変におけるウイルス血症改善を適応とした、NS5A配合薬と核酸型NS5Bポリメラーゼ阻害剤の配合剤となっている。
国内第III相試験では、治療歴や代償性肝硬変の有無、年齢、NS5Aの耐性変異の有無にかかわらず、SVR12で100%の著効率を達成している。