厚生労働省が7月30日に公表した「2014年簡易生命表」よると、男性の平均寿命は80.50歳、女性は86.83歳で、13年に引き続き過去最高を記録した。女性は3年連続で世界1位、男性は前年4位から3位に上がった。厚労省は、今後も医療の進歩が反映されるとし、「平均寿命は上昇する傾向にある」としている。
平均寿命は、その年に生まれた者が平均してどのくらい生きられるかを予測した数値。日本人の平均寿命は、前年と比べて、男性で0.29歳、女性で0.22歳上昇し、過去最高を記録した。男女差は6.33歳と、前年から0.07歳縮んだ。
国際比較で見ると、男性1位は香港の81.17歳で、2位のアイスランド80.80歳に次いで、日本は第3位となった。女性は日本が3年連続して第1位で、2位の香港86.75歳、3位のスペイン85.60歳と続いた。
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