四国地区を中心に展開するドラッグストアチェーンのレデイ薬局(本社松山市、社長三橋信也氏)は、地元大手スーパーチェーン「フジ」と資本・業務提携を締結した。フジが今年12月末までにレデイ薬局の発行済み株式のうち11・46%に相当する1795株を取得する形で資本提携を実施する予定。
四国地区では大手広域ドラッグチェーンの市場参入が相次いでおり、四国地域を地盤とする両社は経営資源を効果的に統合することで、強固な企業集団を作り上げる考えだ。具体的には、フジの100%子会社でドラッグストアを展開するメディコ・二十一(松山市、店舗数99店)との提携を進めるほか、フジとレデイ薬局の両社による介護事業、会員カードの相互利用、インターネットモールや宅配サービス事業、物流の相互利用も検討する。
レデイ薬局の売上高は255億9200万円(2007年3月期)、店舗数は中四国エリアに94店を構える。