◆日中の気温が30℃近くまで上昇する暑い日だった。ある団体の総会の取材を終え、駅に向かう途中、“汗ふきシート”を購入しようと思い、ドラッグストアを探していたら、くすりの福太郎の看板が目に入った。会合でも薬歴未記載の問題を糾弾する声が上がっていたので、「例の薬局か」と思ったが、店に入った
◆会計の際、登録販売者から「水分補給は大丈夫ですか?」と声をかけられた。飲料水が鞄に入っていたので、「大丈夫です」と答えたが、このことは心に引っかかっていた
◆その日は、3軒のドラッグストアで日用品を買ったのだが、いずれの店舗でもポイントカードの有無や新規入会の意思確認はされても、熱中症にならないための声かけはなかった
◆帰路に着く途中、ふと頭に蘇ったのは、あれほど批判にさらされた薬局が熱中症予防の声かけを行っていた事実だった。仮に飲料水の売上アップを狙っていたとしても、結果的に熱中症が防げたならば薬局の貢献は大きい。信頼回復の近道は、地道な行動の積み重ねなのだろう。
信頼回復は地道な行動から
2015年07月17日 (金)
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